○明日死ぬ加古しれないと思って生きてきた人間は後悔が少ない。 明日死ぬかもしれないと思う人間は、限られた生の時間を精いっぱい生きようとする人間であり、 一日一日に最善を尽くそうとする人間である。一期一会を思う人間である。
1.「健康を大切にしなかったこと」 病気になる前にお金を使うか、なってから使うか 年一回の人間ドッグ、胃カメラ、乳がん検診をオススメ。
2.「たばこをやめなかったこと」
→たばこ嫌いだから大丈夫。 むしろこの世の中からたばこが消えてほしい。吸う意味がわからない。
3.「生前に意思を示さなかったこと」 生前の意思表示。普段からの意思表示。
4.「治療の意味を失ってしまったこと」 「ただ生きること」が最上の目的なのか。 ⇒目的を持った延命治療を!
5.「自分のやりたいことをやらなかったこと」 やりたいことをやらねば最後に後悔する。やりたいことはさっさとやるべきなのだ。
6.「夢をかなえられなかったこと」 夢や希望を抱いて生きようとするとき、人は人らしい生を手に入れる。 最後まで夢をその手に持ち続けることができれば、たとえそれがかなえられなくても後悔は少ない。
7.「悪事に手を染めたこと」
→今のところ、悪事という悪事には手を染めていないので大丈夫。
8.「感情に振り回された一生を過ごしたこと」 怒っていても、泣いていても、笑っていても、変わらず一生は過ぎるものである。 だったら笑っていたほうが得ではないか。 冷静な心の先に笑いを見出すことができれば後悔は少ないに違いない。
9.「他人に優しくしなかったこと」 単なる浅い気遣いではなく、他人に心から優しくしてきた人間は、 死期が迫っても自分に心から優しくできるだろう。 だから真に優しい人は、死を前にして後悔が少ないのである。
10.「自分が一番だと信じてうたがわないこと」 人間は自分を超える力を持つものなど世の中にたくさんあることを知り、 ひいては己の力の限界を知り、己の考えに対しても時に批判的に見る必要もあるだろう。 常に一歩弾いて冷静に物事を考えることで、あるいは過不足なく物事を判断する。
11.「遺産をどうするか決めなかったこと」
→今もし私が死んだら、恵まれない人たちに全部寄付したい。 家族・親戚は幸いお金にそこまで困っていないので。
12.「自分の葬儀を考えなかったこと」
→本当に最低限してくれればいい。 事前にやるのもありらしい。それはおもしろい選択かも。 13.「故郷に帰らなかったこと」 故郷で過ごしたいならば、まだ健康なうちにそうするべきである。 体が動かなくなってしまってからでは遅いのである。 故郷に行くことや墓参りをすることなどは明らかに人生にプラスの影響を与えている。
→月1以上は帰ってるので大丈夫。
14.「美味しいものを食べておかなかったこと」
→そこまで食に興味がないので大丈夫。そこそこおいしいものは食べてる。
15.「仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと」
→仕事人間ではないので大丈夫。プライベートもそこそこ楽しんでいるので。
16.「行きたい場所に旅行しなかったこと」
→行くようにしているので大丈夫!今後も予定立てていろいろ行きたい。 ピースボートで世界一周が夢。
17.「会いたい人にあっておかなかったこと」
18.「記憶に残る恋愛をしなかったこと」
19.「結婚をしなかったこと」
20.「子供を育てなかったこと」 多くの家族に囲まれた患者には笑顔が多い。 自由と孤独はいつも隣り合わせ。
21.「子供を結婚させなかったこと」
22.「自分の生きた証を残さなかったこと」
23.「生と死の問題を乗り越えなかったこと」
24.「神仏の美味し絵を知らなかったこと」 「無宗教」は「来世」がない。 「来世」を信じれば、この世の別れは一時的もので、今生の別れが永遠ではなくなる。 だから「来世」というのは、悲しみを癒すのにも強い力を有している。
毛嫌いしないで宗教書に目を通してみると、思いがけない発見があったり、 古今東西人のなやみや疑問は一緒だなあと癒されたりする。なかなか侮れないものなのである。
→手塚治虫のブッダを読んだのは少しは役立つかなw
25.「愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと」 魔法のことば「ありがとう」
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著者の方はまだ30代みたいだけど、言葉遣いを見て年配の人なのかと思った。 医者の言葉づかいなのか?
いつも人の死を見ている医者の本は、考えさせられることが多い。
いい死を迎えたいし、意味のある生を過ごしたい。
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